さいたま国際マラソン出場!!〜リベンジサブ4なるか?!レース当日編〜

朝6時起床。レース3時間前、起きてすぐに朝食を食べるのがわたし流です(おにぎり、みそ汁、納豆巻き※レースでねばるためw) そしてテレビなど観てリラックス。2時間前会場へ。会場に着くと男女着替えスペースが2・3階のフロア別れて案内される。着替えスペースも女性は暖かく綺麗な場所で、ついゆっくりしてしまいそうな雰囲気。さいたまスーパーアリーナにはランナー以外入れないのでトイレも空いてる♪ そしてアップスペースも快適に使える!! ここは東京マラソンと比べるとかなりプラスポイント。手荷物もアリーナ席に置いておけるし(貴重品は別場所に預けられます) 整列直前までアップし、荷物の取り忘れ・水分補給などもできて、ついうっかり!!というランナーには好条件な会場でした。

(前日の様子は前回のブログで)

そしてチャレンジランナーの部の整列がスタート。一般の部はチャレンジランナーから30分後にスタートするんです。ちょっとでも早くスタートしたい気分でチャレンジランナーを見送りました。A/Bブロック以降の一般ランナーはきっと同じ気持ちだった人多かったと思います…

そして一般ランナー整列がスタート。ちょっと遅れて並ぶとDブロック先頭ランナーはすでに50m先にみえる。皆早い!! いつもはギリギリにスタートラインに並ぶのですが、今回は1秒でも早くスタートしたいので並ぶ時間が30分以上もあるだろうと想定。また朝食を食べてから3時間経っているので、ようかんとスポーツドリンクで補給をしようと手に持って整列。(走り出す10分前にようかんを食べ、スタートしてから2キロまではスポーツドリンクで補給をしました)

いよいよスタート。エリートランナーの名前が呼ばれる。姿は見えないけどなんだかワクワクしてきた!! 9:10チャレンジランナーがスタート。私たちが並ぶブロックもスタート地点に移動、やっとスタートのゲートが見えた!! 約500m先に…

9:40一般ランナースタート!! ゆっくりと走りだす、スタート地点到着まで約3分。このロス分がハンデになるのか…と、そんなことを考える暇もないくらいに次々に抜かれていく。ペースをみると5分を切るくらい。おっと危ない、つい雰囲気と周りに圧倒されて早めのペースで2キロまで走ってしまっていた。このままではいけないと帽子のつばで視界を遮る。そして想定ラップに戻し5Kを通過、27'06"。はじめの給水ポイント、ここからアミノバリュー顆粒を5キロごとに投入。曇りなのに蒸し熱く喉が乾いてしまい取らない予定だった給水をここで取る。

 

10キロ通過、平均ペース5分20〜30秒でラップを刻む。給水でスポーツドリンク、そしてここで①メダリストジェルを取る。身体も調子良い、この先で折り返し地点があるのでランナーとすれ違う。わたしと同じタイミングでスタートしたサブ4のTさんとすれ違った(調子良さそうだなぁ〜)27'34"。

※右の写真はくっきりとテレビに映った"藤原商会"旗。ラン仲間が持って各ポイントで応援!

※左の写真は録画したテレビで先頭集団とすれ違った時のわたしを発見しました笑

ピンクのTシャツにブルーのランパンです

 

そして15キロ通過、27'35"。微妙なアップダウンが続く、そしてここで先頭ランナーとすれ違う。1位〜3位は招待選手だなぁとみていたら、4位はなんと仕事でもお世話になっている憧れランナーの吉田香織さんが「かおりさんいける!!」と思わず近くまで駆け寄り声援していた。苦い表情とフォームだったけど顔は常に前を向いて3位を狙っていた。その姿に思わず涙してしまい、そして自分にも鼓舞。"ここから苦手な坂道があるけど関係ない" そして自分との戦いモードに。

有料道路なのにでこぼこなロードを走り料金ゲートをくぐると埼玉スタジアムが見えてきた!日韓W杯でイングランド戦を観た時みたいにテンションが上がってきた!!徐々に太陽が身体の水分を奪っていく…20キロ通過、28'14"。そして折り返し地点通過。ここで②ショッツを投入。すると曇りではなく完全に晴れてしまい体感温度20度くらいな熱さと平坦な飽きてしまうロードをひたすら走る。そして更に嫌な光景「収容バス」が反対車線に遂に登場。絶対乗りたくない!! 

25K&第3関門突破、28'39"。時計をみると12時。 歩き出すランナーが続々と増えるロード。さっき走ってきた有料道路が見えてきた。足がだんだん重くなってきた… ヤバい…ペースも6分台に落ちたまんま。そして毎30分おきにとってきたアミノバリューが残り1本終わってしまう。

30K通過&第4関門突破!! 30'23"。 熱さと足の重さで意識が朦朧としながら③マグオンジェルを投入。ここでは6分後半までペースがガクンと落ちてしまう。すると、ここで我が"藤原商会"旗が見えてきた!!しかも坂を登ったところにチラリと見えた。よし、ガンバるぞ!!と苦手な坂道を淡々と登ると、フルーツなどを持って応援する仲間が「エリカさん頑張れ!!」と応援してくれるも一番身体が辛かった場所だったのでうまく答えられずに黙々とフルーツを食べるわたし。本当にすいません…余裕がないんです…すぐに走りだす。すると今度は代表の姿が!! SPドリンクを受け取り飲むと少し回復した。もしかすると軽い脱水状態になっていたのかも…

35K通過&第5関門突破!! 31'06" ④ショッツ投入。スタッフが「あと2分で関門封鎖です」と叫んでいる声を聞きながら回復してきた足でペースを取り戻す。歩くこともできないランナーをどんどん抜かしていく。そして15キロですれ違ったTさんを見つける。走りがふらふらだった。

もう時計をみるのはやめた。残りは自分の足を信じて走ろうそう思った。沿道からは「いけるぞ〜」「あきらめるな〜」と声援を受ける。北浦和駅付近で再び"藤原商会"旗を見つけた。

「ラスト〜頑張れ〜」と声を枯らしながら応援してくれる仲間と代表。涙をこらえながらペースを上げようとするも、足もなかなか上がらなくなっていた。残り3K。

…39K.410、最終関門突破ならず。Tさんと2人うなだれた…悔しくて涙が止まらない。あと残り2Kだよ?なんで?どうして走らせてくれないの?まだまだ走れるよ…そんなことを口にしながらフルマラソンで初めての挫折を味わう。最終関門を突破できなかったランナーが続々と誘導される、収容バスはすでに満員御礼、乗れないランナー達が「歩いて帰る」と騒ぎだす。やっぱりみんな乗りたくないんだよ…わたしももちろん乗りたくなかった。するとスタッフから「歩いて帰るかたどうぞ」と。ゴールまでの2Kは悔しさと後悔の繰り返しが頭の中で廻る。残り4キロを5分で走れる気力とパワーが無かった… 

さいたまスーパーアリーナ近くになるとフィニッシャータオルとメダルを首から下げたランナーとすれ違う…ゴールする予定だったゲートを横目に歩き続ける。あ〜ほんと悔しい… 最後の関門通過したら飲む予定だったベスパがくしゃくしゃになってポーチに残っていた。

さいたま国際マラソン敗北。リベンジサブ4ならず。

 (完走率は男子が73・57%、女子が56・16% でした)

※左 ランナーズアップデート ※右 後日送られてきた立派な記録証 

このレースで学んだこと

1、レース前半からアミノバリュー顆粒を取っていたけど、足が元気なうちはまだいらなかったのかもしれない。

→次回は15キロから毎30分で飲んでみようと思います。

2、暑さを予想できていたのに、ウエアが対策できていなかった。

→寒さを気にしてしまい、タイツを履いたので途中から擦れて痛かった。ネックのBUFFを外すのを20Kまで忘れていて汗を沢山かいてしまった。

3、本番にむけての準備期間が短かった。

→2週間後に開催された湘南国際マラソン時期は身体にキレがあった。やはり本番レースは準備期間をしっかりと余裕を持ってですね…

4、禁酒を4日前からしたが、身体が逆に重く感じた。

→無理は禁物ってことなんですかね?サブ4をした神戸マラソンでは2日前から禁酒しました。禁酒期間中は食事(おかず系)を多くとってしまい太った感じも。

5、スタート整列時のようかんとジェル+アミノバリューは今回の収穫。次回からも引き続き取り入れてみます。

 

 

次は京都マラソン!! 坂道が多いロードと、前夜の摂生と…気になるところですが、関門のストレスがないのでリベンジサブ4を達成したいと思います!! 

最後に…応援してくれたF・S RCの皆さん、仕事関係の方々、川内選手と同じレースに出た後に応援に駆けつけてくれた代表、そして沿道で旗を持って応援してくれたラン仲間、本当に本当にありがとうございました!!  By FS助手