ヒモの通し方結び方


ジャストフィットしたシューズでも、

ヒモの通し方・結び方ひとつで大きくパフォーマンスが変わることを覚えておいて下さい。

いつもユルユルに結んでいる、買ったまま通し方はそのままにしてあるなど、という方!それでいて、フィット感がでないことを感じていませんか?

ちょっと確認してみて下さい。



★ オーバーラップレーシング ~基本はこちら~

【 効果 】

紐がゆるみにくく、しっかり締め付けることができ、ランニングシューズにオススメの通し方です。実は買ったばかりの新品のシューズは紐がちゃんと通ってないことが多いです。流れ作業でアジアの方がやっていますのでしょうがないです。フィット感が変わりますので、シューズ購入時に変更してみましょう。 特に甲が低めの方、ノーマルの方は是非やってみましょう。

【 通し方 】

シューレースホール(穴)の上から下、上から下に交互に通すことで足全体を包み込むようにフィットさせる。最後の紐通しだけ下から通す。右→左、右→左、と同じ方向から通すと写真のように見た目がきれいにスッキリします。

オーバーラップレーシング

★ リディアードレーシング

【 効果 】

甲が高い方で締め付けがきつすぎる、レース後甲まわりのトラブルを抱えることが多い方などにオススメ。ニュージーランドのアーサー・リディアードが推薦していた通し方。私もリディアードに会った時挨拶代りのように紐を変更させられた。反面締めつけはオーバーラップよりも弱い。

【通し方】

 基本的にシューレースのクロスする部分(プレッシャーポイント)を無くした通し方。内側から同じ方向にひとつとばして通して、反対側は同じ方向にすぐ上の穴に下から上に通し、その後はひとつとばして通し、それを交互に平行にしていく。

リディアードレーシング

★シューズアドバイザー 藤原による動画説明もチェックしてみてください!


★ ダブルアイレット

【 効果 】

かかとのフィット感を最大限にするためにもマストの通し方です!シューズ内でかかとが動かないようにされることで、かかと中心に付いているシューズのサポート機能を最大かつ有効にいかすことができます。 また、かかとが抜けやすい方(かかととシューズが動いている)は是非やってみて下さい。 また実際試して見るといかに実はかかとが動いていたか分かりますよ。

【 通し方 】

普段紐を結んでいるシューレースホール(穴)の横にもう一つ余分な穴があいていませんか?ここを使用します。

まず同じ方向に写真のようにまず輪を作ります。その輪にむけて交互にクロスさせます。最後にしっかりかかとをトントンとしてかかとのおさまりをしっかりさせ結びます。 その結ぶ際、一旦紐をグッと下にひぱってたるみを無くしてから結んでください。(YouTube動画でさらにわかりやすく説明してます)

ダブルアイレットレーシング

★紐がほどけやすいという方は・・・

1.綿100%の紐に変える

ポリエステル素材は安価で乾きも良く購入時のシューレースは現在ほとんどが化学素材です。一方、綿はすぐしわになりますが、とかく紐の結び目にはしわができてくれた方がほどけにくくなります。どうしてもほどける方は綿100%の紐に交換することをオススメします!

 

2.二重結びにする

また単純にチョウチョウ結びを二重にするだけでも変わります。ここでは後で着脱しやすい二十結びを案内します。

【方法】

通常通りチョウチョウ結びをして下さい。最後の輪に反対の輪を通しますが、その際に2回転させるとほどけにくくなります。チョウチョウ結び終了後、輪をもう一度回転させてもほどけにくくなりますが、着脱時がこちらの方が楽です。反対に出ている紐を引っ張ればほどけます。

簡単にとれる二重結び

もっと詳しく知りたい方は、是非「シューズ選び・お買いものツアー」にご参加ください↓↓