テンポアップシューズとは？

こんにちは、藤原商会助手です。

YouTube、FSシューズ選び講座、ランニングイベント時に、質問される「テンポアップシューズ」

今回はその「テンポアップシューズ」についてご紹介しますね。

【テンポアップシューズ】

テンポ良く、足の返し（戻し）が軽く感じるように

トレーニングシューズよりも軽く、スムーズにスピードアップやダウンができるようなガイド（誘導）が軽減された、レーシングシューズよりもややクッションとバウンド感がある作りのランニングシューズ

マラソンペースより早く走る（サブ４ならば1K５分20〜4分台)インターバル、ビルドアップ走で使います

ちなみに「デイリートレーナー(トレーニングシューズ)」とは？

6分〜7分ペースでゆっくりと走る、ランナーならば１足は揃えておきたいタイプのシューズです。日本では初心者用と言われがちですが、海外ではデイリーに使うシューズなので「デイリートレーナー」と呼ばれていて、走レベルに関係なく、ジョグや練習前のアップなどで幅広く使用されていますし、フルマラソンでもこれらのシューズを選ぶ人も多いのは納得ですよね。

前足部が屈曲しない、ガイド（誘導）も強いタイプのシューズをお勧めしてます。

また、坂道タイプ、舟底タイプなど「デイリートレーナー」でも２タイプあります。

坂道タイプ→ドロップが効いて前へ前へと自然と足を誘導してくれる

舟底タイプ→踵箇所が跳ね上がっているタイプ、推進力が坂道タイプより増す

テンポアップシューズとは、このデイリートレーナーよりも軽く、ガイドも軽減され、反発力もあり、

さらには「スーパーシューズ(レーシング/レースディシューズ)」を履きこなすための練習用シューズとして

位置付けられています。

では「スーパーシューズ」とは？

いわゆるマラソン界での「厚底ブーム」の火付け役となった「NIKE ZOOM X ヴェイパーフライ」シリーズを筆頭に、各メーカーの最新研究技術を搭載した、"ハレの日"レースディでの自己ベスト更新をお手伝いするシューズ。

「レースディシューズ」はテンポアップシューズだとやや物足りない機能性もプラス

カーボン入りだったり、厚さ・ドロップが増したり、さらに軽量化されたりと、

履く人のパフォーマンスを最大限に引き出すため、価格も当然ながら２万円以上とハイプライスです。

【フルマラソンで、エリート〜サブ３までを対象としたシューズ】がスーパーシューズには多いのですが、

最近はサブ3.5〜４向けも続々と発売されてます!! なので「最大のパフォーマンスはレースディに！」

ということで、「レースディシューズ」とも呼ばれているんですよね。

レース当日までペース走、インターバルなどの練習では"パフォーマンスUP "をするために、スーパーシューズは履いて身体にインプットさせることも大切ですが、F1スーパーカーのタイヤのように耐久性には優れていないため、テンポアップシューズと併用されることをお勧めしています。

なので、私助手もテンポアップシューズがそのままレースディシューズになることも多いです。

 （ちなみにエリートモデルはサブ４レベルだとハーフまで、ビギナーですと5Kまでがお勧めです）

【サブ４助手が2021〜2022シーズンで履いたレースディシューズ】

11月・12月 FS5K → Mizuno ウェーブリベリオン、adizero pro2

12月 昭島10K → adidas adizero TAKUMI SEN 8

1月 赤羽ハーフマラソン→Saucony エンドルフィンプロ２

1月 FS5K、10K→asics META スピードスカイ・エッジ

2月 FSハーフ、10K → Puma ディヴェイエイトニトロ、Saucony エンドルフィンプロ２

3月 東京マラソン・名古屋ウィメンズマラソン→ Saucony エンドルフィンスピード2、adizero pro2

以上、2022-2023シーズンもいよいよスタートしました、今年は昨年よりも地方のビッグレースも開催予定ですし、湘南国際マラソンも開催されます！是非ハレノヒを笑顔で迎えるためにもシューズの履きわけを見直してみませんか？

もっと詳しく、履きわけ体験、３種類のシューズを探しているランナーは是非「シューズ選び＆走り方」講座にご参加ください。

その後のアフターフォローとして、FSランニングイベントでのシューズTRYON タイムトライアルなどに参加できたりしますよ〜

BY F・Shokai 助手